マキヤグループは、「お客様の利益」を第一とし、「お取引先様の利益」、及び「会社と社員の利益」の"三位一体の利益"を追求することを経営の目的としております。
この目的を推進するに当たり、最も大切であると考える「信頼と感謝」の気持ちを要とし、常にお客様の利益に貢献し、お客様から圧倒的に支持される小売業であり続けることを経営理念としております。このような経営理念のもと、マキヤグループは住関連用品に加え、カー用品・スポーツ用品・ジュエリー・ブランド品・食品などバラエティーに富んだ商品を販売する総合ディスカウント店と、テレビ・エアコン・冷蔵庫・及び洗濯機等を販売する電機店、リユースショップ、業務用食料品販売店および、食品スーパーを展開しております。これらにより消費の多様化に常にきめ細かく応える小売業として、堅実な経営を築くことを基本方針としております。
出店戦略といたしましては、総合ディスカウント店「エスポット」業態を核とした、複合形式の大型店開発に注力し、静岡県内に限定せず、神奈川県等にも出店を推進しております。また、リユースショップ出店においては従来の「ハード・オフ」に加え、家具・衣料品等のリユースショップ「オフ・ハウス」との複合による出店をすすめております。これらの出店モデルの実現により、お客様の多彩なニーズによりマッチした、便利で楽しい店作りを目指します。業態展開の中で、特に食料品販売に関しては、既存の「エスポット」店内における食料品販売に加え、業務用食料品販売の「業務スーパー」、食料スーパー「POTATO」等、食料品販売業態のバリエーションがグループ内に充実してまいりました。それぞれの店舗の特長を生かしつつ、仕入・物流等におけるスケール・メリットの最大化を図ることによって、お客様に安心してよい品をより安く、気持ちよくお買い上げいただけるようにいたします。
目標とする経営数値といたしましては、ROA(総資本利益率)、ROE(株主資本利益率)等の資本効率に視点を置いた経営指標を重視し、これら経営数値を改善する為の経常利益率や総資本回転率の向上を目指しております。毎期予算の立案における新規の店舗・設備等の投資案件についてもROI(投下資本経常利益率)を個別に点検し、経営効率と財務体質の更なる改善に努めてまいります。
また、固定資産投資のみならず、商品在庫についても投資の観点から効率を追求すべく、商品カテゴリー別の交差主義比率(在庫投資対粗利額比率)の改善について、重点課題として取り組んでまいります。